あなたの言葉につつまれて・・・ ~それぞれの明日へ~
「なんか言えよ。」


俺は呆然と立ってる
佳奈の顔を見て笑った。


「あっ・・・い、や・・・」


ガバッ!!


俺は佳奈を抱きしめた。



「黙って俺に着いてきたらええ。」


「私で・・・いいの・・・?」


「ああ。」


「ホントに、ホント!?」


「ああ。 好きや・・・佳奈。」


「ううっ・・・ 啓・・・」


佳奈は涙が溢れ出た。





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