呪業―じゅぎょう
「今日からお前らの家はここだ!お前らの親には俺がちゃ~んと説明してやったから安心しろ。それから携帯を持ってるやつは全員俺に渡せ!」

男の言葉に俺達は、携帯を取り出し、男に渡した。

反抗すれば殺される…

恐らくみんなの考えは同じだろう…


再び男は口を開く。

「もし黙って携帯を隠し持っているやつがいれば……言わなくても分かるな?」

全員が頷く。

なるほど…助けは呼べねぇって訳か…そして、携帯を隠し持っているのが見付かれば殺される…


俺達はとんでもねぇ学校に来ちまったな…

この先俺達はどうなるんだろう…?

ここで一生死ぬまで過ごさなければならないのか?


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