エボリューションマン -英雄たちの峡谷-
 時間が経過する事に緊迫化していく・・・・・・!? 
「戦わないといけない時だ!?」
「罠かもしれない。 もう少し様子をみては!?」
「犠牲者は、最小限に・・・・・・綿密な計画を早急に立てよう・・・・・・今、行動を起こさずに いつ、やるんだ・・・・・・虎穴に入らずんば孤児を得ず・・・・・・平和を取り戻さねば・・・・・・!?」

「危険や存亡を感じてから・・・・・・数多くの人のデーターを集積し・・・・・・心・技・体・知能力・応用力のバランスを・・・・・・無限の可能性を・・・・・・トータル的に見て・・・・・・!?」
「君が適していると判断された」
「国のいや、世界や星の為に人体実験に賛同してほしい・・・・・・人類の最先端機密を君に託したい・・・・・・」

 国は、行動を起こしていた。 空に再度“FH-Z”フライング ゼータ―を出撃させ、敵地付近に多数のパラシュートが降り注がれた。
 しかし、そこからだった。 地上の兵士の度胆を抜いた。 

 人間自体が武装していた。 つまり世界初体の回りに機械を身に付けたパワーボディアーマー・負傷して一部を無くし、武器を装着した人造兵士・機械が五体のアンドロイド兵士達の武装部隊だった。

 ウ〜〜〜ンンン・・・・・・!? 爆撃投下による合図の空襲警報みたいな響き渡る大きな音がした。 
 内外にいる兵士みんなが空や辺りを見渡した。

「オ〜、ナンダ〜アレッ・・・・・・!?」
 みんなが声のする方を見て、その男性の視線の先を見た。
 本部の唯一の紅一点の彼女が小さく短くささやいた。
「・・・・・・輝く為に、見られる為にこの世に生まれたマブシイばかりの“シャンデリア”みたい・・・・・・」   UFOが地下から地上に上がって来ていた。
 物体同士が半透明ですり抜けてゆく。 あり得ない・・・・・・!? しかし、美しい。 夢を見ているようだった。
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