*めりーごーらんど*
ビクッ
〔ま…さ………きぃ…〕
〔今から向かえに行くな?〕
きれた…
『雅祈が来る……雅祈が来るよ魅兎ッ!!』
さっきの雅祈は怖かった…
体が震える…
「親父…どうすれば…」
「波流君…かつらを取ってもらえるかな?全て、」
全て…
僕の気持ち悪い姿を見られる…嫌われちゃう…
「嫌わない、むしろ好きだから大丈夫」
魅兎が優しく微笑む
なんか魅兎を見てると心が暖かくなる
僕はゆっくりとかつらを取った