◇◆ｾﾝｾｲは俺の！◆◇

にしても、一体何しにきたんだ須藤のやつ。学校まで。



「つーか、迷惑じゃないすか？めっちゃ人集まって邪魔なんですけど。」



俺が迷惑そうな顔でそう言うと、須藤はハハッっと笑った。


やめてくんない、その紳士的ですみたいにカッコつけた笑い方。


ホントにイラッとすんだけど。



「悪いね、君たちみたいな学生には少し珍しいようだからね…車とか？」


「一緒にしないでくれます？
俺は興味なくて、ただ迷惑なだけですから。」


「ﾌｯ、どうやら僕は君に好かれてないむたいだね。」


「別に好く理由がありませんし？」


「ﾌｩ…美波も厄介なのに好かれたものだな・・・」


「あはは…その言葉、そっくりそのままお返ししますよ。」



しばらく、そんな嫌みたっぷりな会話が続いた。



ったく、次から次へと…ネチネチと。。