◇◆センセイは俺の!◆◇
「てか、何しにきたんすか。学校まで」
めんどくさそうに…いや、もう十分めんどくさいけど、須藤に聞く。
「そうだ、こんなくだらない会話を交わしてるほど暇ではないんだ僕は。
今日は君にこれをね………」
おい、つくづくこの男…めんどくさい男なんだけど。
てか、くだらない会話って…あんたが勝手に俺につっかかってくるからだろ。
そうこうしているウチに、須藤は上着の内ポケットから、ある封筒をだし…俺に渡した。
なんだこれ。
ちょっと固めの封筒。
「何すかこれ。」
「塚本さんにパーティーの招待状だよ。渡しておいて欲しいんだ。」
「何で俺が。自分で渡せばいいじゃないんですか?」
俺は持っていたその招待状を須藤の前に突き出した。