◇◆センセイは俺の!◆◇
「お料理がすごく美味しいです♪」
「それはよかった。」
瞳の喜んだ笑顔に、デレデレする須藤。
ったく、女好きなヤツ。。
「みーちゃんは?」
俺が瞳の横からそう聞くと、須藤はちょっとイラッとした表情をして俺をみた。
「少し気分が悪いと言ってね、しばらく部屋で休むといっていた。」
は?まじかよ。
みーちゃん大丈夫かな…?
それでなくても、こういう華やかで賑やかな場は苦手だったしな…。。
てか、みーちゃんが気分悪いのに…
須藤のヤツこんなとこで、女子高生口説いてどういうつもりだよ。
「あんた、付いてなくていいのかよ?」
「私が?わざわざ?少し気分が悪いだけなんだ、私が付くほどではないだろ。」
「心配じゃねぇの?…婚約者なのに。」
俺が真剣にそう言うと、須藤はフッと馬鹿にしたように笑った。
なんだよコイツ。。
「そんなに心配なら、君がいけばいいじゃないか。部屋なら、ここの310号室だ。」