◇◆センセイは俺の!◆◇
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「ただちょっとめまいがしただけなの。
心配させてごめんね。」
「…そっか。」
フカフカのベットに沈み込みながら、一安心。
でも、何故か心ん中がもやもやしてて、沈黙の状態。。
やべぇ何か喋んないと、この沈黙に押しつぶされる。。
俺は俯いていた顔を少しあげ、みーちゃんの後ろ姿を伺った。
紅茶を入れる後ろ姿は、いつかの保健室でコーヒーを入れてくれたあの後ろ姿と、変わらない。
「はい、どうぞ。」
「ありがと…。。」
あったかいカップを受け取ると、フワッと紅茶のいい香りがした。
それと同時に甘い香り・・・
隣りにみーちゃんが座った。
その瞬間から、騒ぎ始める俺の心臓。
だ、だって、隣りにみーちゃんがぁぁ!
ヤバいってヤバいって!!
「みーちゃん、寝てないと・・・」
やべぇ、完全に声が裏返ったっっ。。
「大丈夫。何か少し楽になったから。」
「まぢで?」
「うん、…角クンが来てくれたからかな?」
そう言って、俺の肩に寄りかかったみーちゃん。。
本気でやべぇ。。