◇◆センセイは俺の!◆◇
「す、角クン・・・やめ・・・ぁ・・・。」
「みーちゃん、・・・好き。。」
みーちゃんの鎖骨あたりを強く吸うようにしてキスをした時だった。
「いやっ!」
ふいに強い力で押し返された俺は、ベットのうえに尻餅をついた。
みーちゃんはさっと起きあがると、俺と距離をあけてベットの端に座った。
俺は、この時…拒否されてショックというよりは拒否られたことに助けられた気がした。
あのままだったら、勢い任せて、みーちゃんをどうにかしていたかもしれない。
何か、もう・・・いいや。
てか、これでいいのかもな。
「・・・ごめん、みーちゃん。」
「・・・」
何も言わないみーちゃん。
するとちょうどその時だった。
―――――ガチャ。。
部屋に入ってこれる人物といったら、こいつしかない。
眉間に皺を寄せ、不機嫌そうな須藤だ。
「美波、気分はどうだ。」
「誠さん…えぇ、だいぶ良くなりました」
「そうか、じゃあ会場に戻ろう。」
「…はい。」