◇◆センセイは俺の!◆◇
魅惑の?美人先生
あれから、何日経ったんだろう。
あれ以来保健室には行かなくなった俺。
学校のなかはそんなに広いわけじゃない。
いつ、どこで“保健室のセンセイ”に会うかわからない。
今日だって、廊下ですれ違った。
すれ違いざまに、フワッと桜のような香りが俺の鼻をくすぐって、思わず振り返りたくなる。
でも、俺はもうやめたんだ。
俺が出した答えは、
みーちゃんを先生としてみること。
先生を女として見るなんてイケないこと。
一度でも、少しの間でも、みーちゃんを好きでいられて良かった。
俺はみーちゃんを好きでいるのを止めよう…そう決めた。