◇◆センセイは俺の!◆◇
みーちゃんを忘れようともがき、夏休みも高塚らとつるんでは合コンに行ったりした。
そんな事で忘れられるほど、俺のみーちゃんに対する想いは軽くなかった。
そんな夏休みが終わり、二学期が始まる。
そして始業式で、これはある意味俺の運命を決める出会いがあった。
そして、そのある人と出会ったことで俺は大きく変貌を遂げる。
その人との出会いは、最高だった。
のちに、とんでもなく残酷な事実を知ることになるとは・・・・
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「てか、大チャン!何で校長先生って話長いの~。。」
「知らねーよ…家で奥さんと話してないから俺らでそのストレスを吐き出してんじゃないの~。」
長い校長の話に文句をつけながら、俺と瞳は始業式に出ていた。
すでに校長の話なんかそっちのけで、俺は瞳と話し込んでいた。
だけど、何か周りが一気にざわめき出してステージに注目がいってることに気がついた。
なんだ?
ついに校長のヅラがとんだ?
俺もステージの方を見た。
その瞬間、俺はステージから目が離せなくなった。