◇◆センセイは俺の!◆◇
「てか、何でまた学校来てんすか?」
たしか、もう臨時採用期間は終わったし、学校にくる用事はないはず・・・
俺は女装姿のテルさんに聞いた。
あ、お忘れだといけないから言っておくけど…このもちろん東寺 照美は偽名で…
ホントは大道寺 照(ダイドウジ テル)っていう名前らしい。
何かすげぇ名前だよな。
「あぁ…、今日はちょっと別件でね。」
「別件ねぇ…。」
俺はちょっと疑いの目でテルさんも見てしまった。
だってまさか、また……
すると、テルさんは俺の視線に気づいて笑いながら・・・
「ははっ、違う②。。大輝にしたような事をしに来たわけじゃないからね?」
「なんだぁ。」
「まぁ、でも…ちょっといぢわるしちゃおうかな?」
「誰に?」
俺がそう尋ねると、テルさんは煙草を消すと俺の横を通り過ぎる時…
「フフッ…………美波先生に♪」
そう俺の耳元で囁くと、テルさんは屋上のドアを開けて出て行った。
俺は1人、頭をフル回転させていた。
そして、状況がわかると…
「えぇぇえ゛~~~~~!!??」
雄叫び?をあげていた。。