◇◆センセイは俺の!◆◇
「あぁ、それいいじゃん。ついでに保健のお勉強もしてもらえよ♪」
ニヤニヤと楽しそうなタケさんまで、その話にのっかっていた。
何ですと?
誰にお勉強見てもらえと?
「ひでぇ…2人とも。俺の今の状況を知っていながら。。」
「ははっ!だよな!」
「ちょっとしたジョークよぉ~。」
あ~~~~…もうやだ。
ここにいると、どんどん自分が落ちていく感じがする。。
「案外、いいきっかけになるかもしれないわよ?」
タロウさんは、カウンターに突っ伏す俺にそう言った。
きっかけって何だよ…?
「でも・・・俺ッ・・・」
「あら、いらっしゃーい♪あけおめ!」
俺の言葉は、虚しくも…
「大チャン、何?新年早々、辛気くさい顔しちゃって。ほら、行くよ♪」
初詣に行くため、待ち合わせていた瞳によって遮られた。
ハァ…まぁいっか。
俺はそれから、瞳にちなチャンにタケさんや真子チャン達と初詣へと出掛けた。
でも・・・
この初詣でハプニングが起こるのでした。