◇◆センセイは俺の!◆◇
こうやって、2人で笑いながら話したのっていつぶりだろ。。
1年の頃なんか、いつも保健室にみーちゃんからかいに行って昼寝してたな。。
やっぱり避けるのってやだな。
「みーちゃん。」
「ん?…どうし・・・」
俺の方を振り向いたみーちゃん。
俺がめったにしない真面目な顔をしてたから、みーちゃんのさっきまで笑ってた顔が少し強張った。
いけね。…そんな顔してほしくないのに。
ただ、俺…みーちゃんとちゃんと話したいんだけど。
俺はベンチの上置いてた手をみーちゃんの指先に触れさせた。
みーちゃんはちょっとビクッとしたけど、すぐにちょっと俯き気味に俺を上目遣いで見た。
「俺…ちゃんと話したい。みーちゃんと。」
今度は俺がみーちゃんを上目遣いで、様子を伺う。