◇◆センセイは俺の!◆◇
――――
「どうぞ、入って。あ、俺の部屋…階段上がって、すぐ右。」
俺はしゃがんで下駄を脱ぐみーちゃんに、自分の部屋を教えると、キッチンに行って何かあるか物色した。
あ、紅茶発見。
おぉ、それもいつだったかみーちゃんが店で頼んでた、アールグレイってやつだ。
母さん、洒落たモン置いてんじゃねーか。
感謝するぜ、my Mother♪
俺は早速紅茶を淹れて、2階の自分の部屋へと持って上がった。
――――――ガチャ…。。
部屋のドアを開けると、ベットを背に部屋の真ん中にある小さなテーブルの前に、ちょこんと座るみーちゃん。
何か、キョロキョロしてるし。
可愛い…。。
「そんなに見んなよ~。みーちゃんのエッチぃ~!」
「な、違うのよ。何か初めてで…なんて言うか…その。。」
ちょっと恥ずかしそうに、もごもごと何か言ってるみーちゃん。
もぉ、可愛すぎ。あんま、可愛いと・・・
「年下の男の部屋に来るのが?」
なぁんて、からかってみたりしたくなるし。
ん?
てか、みーちゃんめっちゃ、顔赤いし。
もしかして、まじで図星?
「角クン…相変わらず、いじわるね。」
「みーちゃんにだけね?」
「っ!……/////。。」
いじけるみーちゃんが可愛すぎて、ついポロッとそんな事いったら、みーちゃん余計に真っ赤になっちまった。。