◇◆センセイは俺の!◆◇


◆◆◆◆◆◆◆◆



かすかに聞こえるみーちゃんの吐息。


桜のような淡い香りが俺の鼻をくすぐる。


「言っちゃったね…私。。」



俺の腕の中にすっぽりと収まったまま、部屋に溶けるような透き通った声で、そう呟いたみーちゃん。



「ん、俺聞いた。。」



はっきりと聞いた。もう俺の頭の中には録音済みだ。。



『私・・・・・角クンが好き。。』



って、みーちゃんの愛の告白♪



「ねぇ、みーちゃん。」


「ん?何、角クン。」


「もっかい言って?」


「え、何を?」


「だから、『私・・・・・角クンが…』のその先の言葉♪」



俺がそう言うと、ぱっと顔を上げて俺を見たみーちゃん。



「いやっ。恥ずかしいから、駄目よ。」



そうだよね~。みーちゃんが素直に好きなんて言ってくれるわけないもんなぁ~。



でも…



「言わないと、このまま襲っちゃうよ?」



こんな事言ってみたら、どうなる?



ほら、固まった。


あ、今度はキョロキョロし始めた。


お、こっち見た。





「もぅ・・・ほんと、いじわるね。

      ・・・・・好き。。」





こんないじらしげな、みーちゃんが…




「ん、俺も好きだよ♪みーちゃん♪」




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