◇◆センセイは俺の!◆◇
「大チャン、ここ座って。」
「ウィ…。」
「あ、美波先生、大丈夫ですか?着物崩れてない?」
「あ、大丈夫よ。」
「よかった、ごめんなさい本当に。このエロ男子が…。」
「う、ううん…大丈夫だからね。」
俺への態度と全く正反対のなんとまぁ、みーちゃんには優しい扱いの瞳。
何か、俺かわいそうじゃね?
てか、
「何で瞳がいんだよ!?」
俺はタイミングを逃したが、ツッコんだ。
ここは、俺様…大輝サマの神聖なるプライベートルームだぞ!
またの名を、
みーちゃんと俺のラブラブしていい部屋!
だぞ!(みーちゃんの許可はないけど…)
「それは・・・…」
~~~~~~~~~
聞くと、
とりあえずはぐれた俺からのメールを見てから、お賽銭したんだと。
んで、出店とか見てる時にみーちゃんが一緒に来ていたお友達さんにばったり会ったらしい。
それで、みーちゃんもはぐれたって聞いて…ピンときたらしい。瞳が…。
で、俺んちに来てみりゃ案の定、みーちゃんの下駄があって、
俺の事を分かりきっている瞳はみーちゃんを救うべく、部屋へと突入してきたってわけだ。
あの、一言言っていい?
瞳、お前は刑事か!ベテランの刑事か!
もしくは、名探偵か!
名推理すぎるわ!