◇◆センセイは俺の!◆◇
「てかさぁ、やばいよな。みーちゃんて」
さっきから俺の話聞いてんのかってほど、マンガ食い入るように見てる瞳に話しかける。
やっとマンガから俺へと視線を移した瞳。
「何が?」
何を言ってんのこの子は…的な口調。
いやいや、やばいって言ったら…
「何がって、みーちゃんのあの可愛さだよバカ。やばすぎるだろ。」
あのすぐ真っ赤になっちゃってさぁ~、もう見てるこっちは襲いたくなっちゃうっつの!
あぁ~~~~やべぇ!
俺、めっちゃみーちゃんに惚れてんじゃんかぁ!!
ってあれ?
「なぁ、瞳!」
「・・・」
何か瞳が無言で俺を引いた目で見てんだけど…。。
てか、気のせい?
「大チャン、キモイ。」
「う゛ぅ…」
「大チャンが言ってることは分かるけど、その大チャンのニヤケ顔がキモい。」
がびーーーーんΣΣΣ
俺・・・無意識にニヤケてた??
みーちゃんの『好きっ』が嬉しすぎて、
キモい顔んなってた?
やべぇ!
恋ってハンパねぇ!
恋ってすげぇ、イイ。。