◇◆センセイは俺の!◆◇



すると、瞳が衝撃的な言葉を口にする…




「美波先生の誕生日どうするの?」




え?みーちゃんの誕生日?


お目くりくりして固まる俺こと大輝。




「先生、確か1月11日だったよね?誕生日。」




さも当たり前のように、ニコニコと俺に笑いかけてくる瞳。



1月・・・・11日・・・?


今日って何日?



「なにゆってんの?元旦!1日だよ?」



何言ってんの?的な表情で見てくる瞳。


てか、あまりにも頭が回らなすぎてというか口に出てたし…心の声が…。。



おい。オイ。オイオイオイオイ・・!!



「あと10日後っ!瞳っ!」


「分かってるよ。」


「だよな。分かってるよな、うん。」



明らかにキョドってる俺を、キャラメルラテを飲みながら、じぃーっと俺を見る瞳…



そしてついに、



「大チャンもしかして・・・」


「あ?ぁあ?」


「忘れてたの?大チャンのだぁーい好きな美波先生の誕生日。」



可愛い顔して瞳の強烈な一言。



「は、・・・はぁ?忘れてなんかないし!」


「ふぅ~ん・・・?」



何でもお見通しの瞳ちゃんには、分かってしまうんですよね。。


ははっ・・・ははっ・・・




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