◇◆センセイは俺の!◆◇
「あれ?瞳チャンに、大輝クン♪」
「え、あ!テル・・・ミさん。」
お目当てのアクセサリーショップに行くと、なんとそこには綺麗な美女バージョンのテルさん。
女の格好してるときは照美のほうで呼ばなきゃいけない。
「あけましておめでとうございます!照美さん♪」
「おめでとう♪♪」
にこやかに微笑む姿はもう、まさに女神様のようだ。。
まじで、綺麗。。この美女がホントは男なんだもんなぁ。
信じられねぇよなぁ。
「2人とも、孝幸に内緒でデートぉ?」
からかうように、綺麗に化粧された顔で近づいてくるテルさん。
「まさか。」
「大チャンが、彼女にプレゼントするアクセを見に来たんです♪」
言っちゃったよ、この子。
なんつーか、その…まだ彼女までいかねーし。
「あら、とうとう?大輝クンやったじゃない。」
「いやぁ、まぁ。。まだ問題は山ほどありますけどね。」
「そうね。また何かあったら、いつでも私のところに相談しにきなさい?」
「ありがとうございま~す。」
そんな俺とテルさんの会話を聞いて、瞳は1人でズルい!とかなんとか文句言ってた。