◇◆センセイは俺の!◆◇
「照美さんは、お仕事ですか?」
瞳が照美さんに近づいて、小声で聞く。
すると、テルさんは…
「フゥ…今はもう終わったとこかな。雰囲気のいいお店だったから、ちょっと入ってみたの。」
そういって、落ち着いた白で統一された店内を見渡した。
「私、このお店好きなんです♪あ、そうだ!照美さんもこのあと、タロウさんのとこでご飯食べませんか?」
ご機嫌な瞳は、テルさんと嬉しそうに話していた。
フゥ…女は話が長いぜ。まったく。
先にひとりで見とこっと。
俺は、楽しそうに会話をはずせてる2人を放っておいて1人店内を物色。