◇◆センセイは俺の!◆◇
「おかえりぃ~孝幸。。」
「ただいま。」
甘える瞳に微笑む孝幸。
くっついておかえりのチューしてるし!
ここは新婚さんの新居か!
俺は呆れ、
タロウさんは微笑ましく見つめて、
テルさんは苦笑い。
「孝幸、今日仕事だったの?」
タロウさんが孝幸の前にビールを差し出しながら、聞く。
ビールを受け取った孝幸は、ぐびっと一口飲むと…
「いや、仕事じゃなくて野暮用で。」
すると隣りから瞳が、言葉を付け足す。
「孝幸のお父さんの会社に行ってたんでしょ?」
瞳の言葉に孝幸がため息をつきながら、軽く頷く。
孝幸の親父さんの会社は世界的に有名な会社で…孝幸はいわゆる、跡取りだ。。
って言っても、孝幸はまだ会社を継ぐ気はないらしい。
別の会社で、バリバリ働いてる。
そんな孝幸を俺はずっと尊敬してる。