◇◆センセイは俺の!◆◇
寒っ。。
廊下は、極寒だ…。。
身震いしながら、ブレザーの下にパーカー着といてよかったと、しみじみ思っていた時・・・
おっ。
「…あくびしてらぁ。」
ふと、窓から下を見下ろすと一階の保健室がちょうど見えた。
曇ったガラスをゴシゴシ拭くと、カーテンを開けた保健室の窓から、みーちゃんがあくびしてんのが…バッチリ見えた♪
ふっ、可愛い。
HRが始まるってのに、しばらく窓枠に寄りかかりながら、みーちゃん観察をしていた。
「ふ~ん・・・中川先生かぁ。。」
むっ!?
バッと横を振り向くと・・・
「げっ・・・沢っち。。」
「へぇ、あれだけ俺をいじめてた角がねぇ…ふ~ん」
「う゛・・・」
ニヤリと笑った沢っちは、まさにドS教師だった。
どうりでちなチャンと同じ雰囲気だったわけだ…。。あー、怖や、怖や。
あ、皆さん。沢っちご存知?
俺らが1年時の担任の、体育保健の教師。
一時期、生徒に恋してた沢っち。。
ま、くわしくは…えっと何だったっけ~
あ、
【◆紫色の恋空◆**先生の切ない恋**】
ってやつ読んで。
話すと長いってか…まぁ、俺が話すのがめんどいだけなんだけど。