◇◆センセイは俺の!◆◇
「ねぇ、君。」
ちょうど、コーヒーの入った熱い紙コップに口を付けようとした時だった。
突然声をかけられ顔を上げると、そこにはショートヘアのいかにもキャリアウーマンって感じの美人のお姉さん。
「隣り、いい?」
「え、あ、はい。」
「ふふ、お邪魔します。」
その美人のお姉さんは、ニコッと笑うと俺の隣りの空いたイスに座る。
大人の女の香水がふわっと香る。
「君、学生?」
「あ、はい。高3です。」
「高校生っ?」
その人は少し驚いたと思うと、今度はちょっといじわるな笑みを浮かべた。
「学生さんが何しにここに?」
う…
何だよもう…
「いや…ちょっと…」
「彼女がいるとか?」
「いや、そうじゃないすけど…」
「君、彼女とかいる?」
はぁ…結局、それが聞きたいんかな…
俺はその後何分か、そのお姉さんに捕まっていた。
気づけば、俺…そのお姉さん以外にもOLさん達に囲まれていた。
嬉しいような、なんつーか!
てか、誰か俺のケツ触ってるッ!!!