◇◆センセイは俺の!◆◇



「わかった。…また3人で話そう。美波も一緒に。」



しばらく俯いて考えていた様子の須藤だったけど、力を抜いたようにそう言ってまた仕事へと帰っていった。



意外だった。



また、何か言われるとか思ってた。



なんでだろ…さっきの須藤、嫌な感じがしなかった。



みーちゃんへの気持ちを諦めようと必死だった頃の俺に…



なんか…どこか似ていた。



須藤のやつ…



本当は俺が思ってるより…



みーちゃんのこと………―――――――









< 290 / 413 >

この作品をシェア

pagetop