◇◆センセイは俺の!◆◇
何だったんだろ…突然。
『あなたは…あなたの気持ちを大切に…しなさい…』
俺の気持ち?
みーちゃんのお母さんは…
何が言いたかったんだろ。
俺は結局、瞳んちで一緒に飯を食ってる最中も、風呂入ってるときも、布団なかに入っても、何で突然みーちゃんのお母さんがあんなこと言ったのか分からなかった。
でも、言われた時…何故か、寂しい感じだった。
まるで最後の言葉みたいに…。
俺は複雑な気持ちのまま、眠りについた。
次の日に聞かされる言葉なんて、
想像もせずに…―――――――――――