◇◆センセイは俺の!◆◇


そして情事のあと……


隣りで寝ころびながら、メンソールの煙草を吹かすマキさんに思い切って聞いてみた。



「マキさん…俺、どうすりゃいいすか」


「ん~…どうって?」


「なんつーか、Hしちゃったわけで…」


「私と大輝クンの関係・・・」


「はい。。」



マキさんは起き上がると、煙草の火を消してベットの背もたれに寄りかかった。


その間にも、下着のショッキングピンクの映える白い肌に俺は、釘付け。



「私ね…一応婚約者がいるの。」


「えぇっ?」



俺は慌てて起き上がる。

最近はなんか婚約者とか婚約っていう言葉に敏感になってる俺。

みーちゃんのことがあったし…。。



「親の決めた婚約者なのよ…。」


「じゃあ…俺とは浮気ってやつ…ですか?」


「そうなっちゃうのかな…やっぱり。」


「…そう…すか。」



俺も小さくため息をつきながら、マキさんと並んでベットの背もたれにすがる。



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