◇◆センセイは俺の!◆◇
ため息がもれる。
ハァ…けじめつけなきゃなぁ…。。
俺はGパンのポケットから、携帯を引っ張り出す。
くそー、こうなったらやけくそだ!
俺はものすごい勢いで、メールを打ち出した。
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
マキさん、今まで楽しかったよ。
もう終わりにするわ、マキさんの性欲に勝てねーよ。じゃっ!
大輝。
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
「グッバイ!俺のマドンナ!送信!」
夜空に向かって、このメールに今までの思い出も託し…送信ボタンを連打。。
その勢いで、マキさんの番号とアドレスをデータから削除した。
終わった…。。
これでいいんだよな!
何故か清々しい気分になった。
「おし。かっけぇよ俺!な、瞳!」
俺の腰掛けたベットの上の瞳をみた。
「な…!!寝てるっ!!」
いつの間にか、スヤスヤと夢の中の瞳。
ったく、幸せそうな顔して寝やがって。
孝幸の夢でも…見てんのかぁ~?
「~…いち…ご大福ぅ~…ムニャムニャ…~」
そっちかい!食いしん坊万歳か!
俺は可愛い顔して寝てる幼なじみに、布団をかけると、そのベットの下で俺はごろ寝した。
思ったけど…よくよく考えると、男女が同じ部屋で、こんな至近距離で寝てんだぞ?
ある意味、あぶねーよな。
ま、何でか知んねーけどコイツにはムラムラとかしねーんだよな…。
俺と瞳って、本当に不思議な関係だぜ。