◇◆センセイは俺の!◆◇
癒される俺
――――ガラガラッ…
相変わらず建て付け悪いな、この引き戸。
「みーちゃぁーん。。」
次の日俺は、朝早くから保健室に顔をだした。
「あら、角クンおはよう。どうしたの?こんな朝早くから。授業始まるわよ?」
窓を開けながら、みーちゃんが俺をみた。
やっぱ、保健室きてよかった。
「授業受けるような状態じゃないよ、今の俺は…。」
俺はそう言いながら、ソファーにボスッと座った。
すると、みーちゃんは自分の所定のイスに座って呆れた顔をした。
眉が下がって、可愛い…。。
「なぁに?女の子にでも振られたの?」
俺ってそんなにわかりやすいんだろうか?
「…うん。。」
「え!本当なの?冗談でいったのに…。ごめんなさい…。。」
「いいよ。別に。大丈夫だし。」
「そう…。」
みーちゃんは笑っていう俺を、優しい表情で見つめていた。
傷ついた心も、癒されるように優しくて柔らかい表情。。
俺の心は少しスッキリした…。。