◇◆センセイは俺の!◆◇
ボーっとしたまま、孝幸の行動を眺めていた。冷蔵庫からビールを取りだす孝幸の濡れた背中は、昔と変わらず、広くて…。。
風呂上がりの孝幸は、相変わらず色っぽい…。
「大輝。」
「んぁ?」
「ありがとな。」
急に言われた俺は、?。。
すると孝幸は、クスッと笑ってソファーにポスっと座った。
優しい表情で、俺を見る孝幸。
「瞳のそばにいてやってくれて…。」
「何だぁ。そんな事か。」
「そんな事じゃねぇよ。お前が居たから瞳のやつ…寂しくなかったって言ってたから。」
ったく、瞳のやつ…寂しくなかったじゃねーだろうが。
たまに泣いてたくせに…強がって。。
「べっつに~。瞳がいつもくっついてくるから、そばにいさせてやっただけ…」
「…そうか、悪かったな。」
俺が照れてんのが分かってて、孝幸はそう言って笑ってた。。
ふんだ。
嬉しいっつの…。。