◇◆センセイは俺の!◆◇
―――ガラガラ・・・
「涼しい…。天国だ…。」
保健室は、まるで天国だった。
クーラー最高!
クーラーという画期的な冷房機器を発明した学者さん…尊敬いたします。
そしてソファーにダイブ!
はぁぁ~♪しあわしぇ~♪
いやぁ~教室で勉強頑張るクラスのみんな…悪いね。
「角くん?」
寝転がったまま、背をそらして声のする方向をみた。
逆さまに、見えるみーちゃん。
「何してるの~?補習授業は?」
段々と近づいてきたみーちゃんは、ちょっといぢわるな笑顔でそう言った。
そんで、俺の顔を覗き込む。
只今の俺とみーちゃんの顔の距離、およそ…20㎝。
ヤバいくらい近い。。
ぱちくりした可愛い目に、ドキドキ。
く…可愛すぎる。
わざとか?いや…みーちゃんに限ってわざとドキドキさせるなんて有り得ない。
無意識だ…。
無意識というのは…恐ろしい。。