◇◆センセイは俺の!◆◇
長い風呂から上がり、二階の自分の部屋へと上がった。
ドアを開けると・・・
「不法侵入者発見。」
「大チャン、お風呂長すぎ!女の子?」
「うるせーな、男も色々やることあんだよ。」
「色々?やだぁ…大チャン、いやらしい」
「うっせ。てか、お前なんでいんの?」
勝手に人の部屋に入って、ベットでくつろぐ瞳。
まぁ、母さんが絶対あげたんだろうけどな。
まったく、今何時だと思ってんだよあのババア。
いくら幼なじみだっつっても、年頃の男と女だぞ?
何かあるかも知んねーだろうが。
ないに等しいけども…。
俺はタオルで髪を拭きながら、勉強机のイスに座った。
だっていつもの俺の定位置を、瞳が占領してんだもん。