◇◆センセイは俺の!◆◇
そして、昨日の夜…
「おかえりー!」
「やっぱいると思った。」
仕事が終わって帰ってきた孝幸を、部屋の前で待ち伏せてた。
呆れながら、家の鍵を開ける孝幸。
部屋に入ると、スーツを脱いでネクタイを緩める孝幸を見ていた。
全く、いい男だよなぁ…まじで。
いいな。。
「あ、そうだ。分かったぞ、例の婚約者の男。」
Yシャツを脱いで、上半身裸の実にエロイ孝幸は、ポロッと言った。
「まじで!?」
俺は、すぐに食いついた。
「あぁ、見たことあると思ってたら…親父の会社と、何度か企画で一緒にやった『SUDO』の社長の息子だ。」
孝幸の父親、孝信さんは世界でも有名な会社の社長さん。
孝幸はその孝信さんの、自慢の息子ってわけなんですよ。