恋文〜先生へ綴る想い
[過去9]初恋の結末
3月に入り、年度末の行事が一気に終わると、
楽しみにしていたラズベリー・サンデーのライブの日が近づいていた。
担任に見せてもらった成績表には、なんと赤点が1個もなかった。
英語なんて、5段階の「5」を獲得することができてびっくりした。
英語嫌いだった私がこんな成績を取れるなんて…。
全てはしゅーた先生のおかげなんだろうけど、
それで頑張れる私もすごいなと、改めて恋する力の威力を感じた。
赤点がない、イコール、しゅーた先生は私と一緒にラズのライブに行ってくれるはず。
そんな方程式を頭に浮かべながら、
私はスペシャルESSのときにしゅーた先生にたずねてみた。