恋文〜先生へ綴る想い
台本を見ると、私のセリフと思われるところに、蛍光ペンで丁寧にアンダーラインが引かれていた。
楽譜のプリントを開くと、合唱用の楽譜に英語の歌詞が書かれている。
アルファベットが全然読めず、どうしたものかと焦る。
とりあえず、この英語にカタカナで読み方をふらなきゃだよね…?
それから、発音の練習をして、ちゃんと読めるよう特訓しなきゃ…。
そう思った私は、これこそしゅーた先生に会いに行く絶好のチャンスだと思い、先生に台本と楽譜にある英語の発音を教えてもらいに行くことにした。