小悪魔男子
え~と、9-6=3…かぁ。
あたし、弟が欲しかったんだよね!
仲良くできるかなぁ?
不安になりながらも、あたしは彼のそばに近寄っていった。
「宜しくね!!…お名前は?」
すると、その子は
タハラサンの足から顔だけをちょっとだして
「…ヤマト」
って、たどたどしく言ったんだ。
―――――――………………
これがあたしと大和の出逢い。
ここから、あたしは
この小悪魔に悩まされることになるんだ…。