Sakura‐桜‐
「ごめん俺、葵のこと女として見れない」

1番聞きたくなかった言葉

「それに………好きなやつ………いるから、ごめん」

知ってたよ

だってずっと見てたんだもん

「本当にごめ、」

「なんてね。びっくりした?まさか本気で私が直人に告ったと思った??まだまだ甘いね」

私は自分に出来る精一杯の笑顔で直人を見た

直人は辛そうなびっくりしたような複雑な顔をしていた

「おまえッッ!!」

「日誌!先生に出してくるからちゃんと待っててね。か弱い女の子を1人で帰させないでよ☆」

私は日誌を抱くように持って足早に教室から出た
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