Sakura‐桜‐
それから2人は何事もなかったように帰った

何も変わらない

いつもの帰り道

この時、私ちゃんと 笑えてたかなぁ?

直人に家まで送ってもらってさよならする

自分の部屋に入った とたんに涙が溢れてきた

胸が苦しくて呼吸がうまくできない

嗚咽が止まらない

クルシイ

クルシイヨ

ダレカタスケテ………
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