僕と秘密のペット



気まずい空気でご飯を食べるが



やはり会話がない





「卓也、今日のロールキャベツ美味しいから特別に卓也の気になる質問1つだけ答えてあげる」




気まずい空気を壊してくれたのは椎羅だ




「えっ…」



イキナリだったので頭が真っ白になる




「3……2………1」



あっ…えっ…




「椎羅はどこの学校に通ってるの!?」




「卓也と同じ学校」



本当に答えてくれた



「……驚かないの?」



「うん…

今日、朝礼だった時に椎羅が見えたから」




「な〜んだビックリした卓也の顔が見たかったのに」




本当に残念そうな顔をされた




「ん〜すっきり!!

行っとくけど学校で会っても話しかけないでよ

お弁当美味しかったよ!

ごちそうさま」




椎羅は早口でいいそのまま部屋に戻っていった






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