からっぽ
その音で、空華が起きたらしい。
「・・・やめ・・・て。」
「あぁ!?コイツお前に何したかわかってんのかよ!!!」
どうしても許せなかった俺は、もう一発龍埼を殴ろうとしたが
停学を考えて、やめた。
その代わり、空華を抱きかかえて、屋上に走りだした。
「ちょっ、なにがあったの!?」
「空華、龍埼になにもされてないか????」
返事をせかすように早口に聞く。
「え?なんか、話があるから、空き部屋に来いって言われたから、行ったら、まぁ、水でも飲めって言われて、飲んだら・・・覚えてないやぁ。」
睡眠薬が入ってたんだ。
「あっ、あと、目覚めたら、錐夜が隣で一緒に寝てくれたよ。髪を撫でてきたり・・・。」
「撫でてきたり?」
「キスされた。」
「キスだけか?」
「・・・ううん。それ以上は言いたくない。」
「そっか・・・。」
「でも、助けに来てくれてありがとう!!!!」
「だから、龍埼はやめとけって言ったのに。」
「ごめん~。」
「これからどうするの?」
「え?錐夜と向き合って、考えてみる。何から何までありがとうね!!!!」
「おっおう。じゃあな!!!!」
空華と俺はここで別れた。
「・・・やめ・・・て。」
「あぁ!?コイツお前に何したかわかってんのかよ!!!」
どうしても許せなかった俺は、もう一発龍埼を殴ろうとしたが
停学を考えて、やめた。
その代わり、空華を抱きかかえて、屋上に走りだした。
「ちょっ、なにがあったの!?」
「空華、龍埼になにもされてないか????」
返事をせかすように早口に聞く。
「え?なんか、話があるから、空き部屋に来いって言われたから、行ったら、まぁ、水でも飲めって言われて、飲んだら・・・覚えてないやぁ。」
睡眠薬が入ってたんだ。
「あっ、あと、目覚めたら、錐夜が隣で一緒に寝てくれたよ。髪を撫でてきたり・・・。」
「撫でてきたり?」
「キスされた。」
「キスだけか?」
「・・・ううん。それ以上は言いたくない。」
「そっか・・・。」
「でも、助けに来てくれてありがとう!!!!」
「だから、龍埼はやめとけって言ったのに。」
「ごめん~。」
「これからどうするの?」
「え?錐夜と向き合って、考えてみる。何から何までありがとうね!!!!」
「おっおう。じゃあな!!!!」
空華と俺はここで別れた。