からっぽ
「おう!よろしくな。」

と一言言った。

席を案内させられた。

あのギャル女の隣だった。

正直嫌だった。

授業に集中したかったのに、ペラペラペラペラ。

怒りが爆発した俺はとうとうキレた。

「お前うっせーんだよ。ちったぁ黙れや糞女!」

カツーン。

先生がチョークを落とした。

我にかえった俺は、立っていた。

みんなを見渡していると、あのインキャラがいた。

糞女を見てみると、泣いていた。

とりまきたちが寄り添い、どこかに行ってしまった。

想太と安岐が、こっちを見ていた。

何か口をパクパクしている。

『後で話がある。』

何度か聞き返したが、ぜんぜん伝わらなかった。

聞き取れたころに、俺はやっと座った。

変な視線を感じながらも、昼食になった。

想太と安岐の話によると、あの女はややこしいらしい。

俺が学校に来てないときに、隣のクラスと、もめて、

もめたヤツが今入院しているらしい。

「怒らすと何しだすかわかんねーんだよ。」

ふ~ん。

一回おこらせてみたい。

俺は、どS!

的なこと言ってみる~。

この事件?のあともっと大きな事件になることは誰も知らなかった。
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