leaf
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なんでさぁー、ずっと信じてなかったの?
朝ごはんを二人で食べながら、そう聞いてくるあなたは、昨日、家の前にうずくまった姿からは想像もつかないほど、意地悪で。
やたらと高いテンションで、ちくちく、心を攻めてくる。
好きだったんでしょ?ずっと。なのにさぁー。
プーッと顔を膨らまして、悲しんでいるフリをして、私をからかう。
だって、信じられないじゃん。
キレイな人だって、たくさんいるのに、私なんて…。
そう言えば、可笑しそうに笑って。
だから、やめようと思ってさぁー。
えへ?
いいでしょ?