KISSKISS-セカンド-
久しぶりに飲んだ酒のせいで睡魔に教われながらガキと何とか会話するものの…
何を言ってるのかよく理解出来ない。
適当に返事をしていた俺を眠っているのかとガキが近付いた気がした…
側に気配を感じて何をされるのかと意識を集中させると撫でるように髪に触れた。
…―何しちゃってんの??…―襲っちゃうよ??
いきなり目を開けると驚くかな?なんて考えていると頬に滴が落ちた。
…―コイツ泣いてる?
ガキの小さな吐息は不安定になり鼻をすする音が聞こえた。