KISSKISS-セカンド-

アイツを可愛いと思う事が自分の中で増えた。


守ってやらなきゃって本気で思う…


―…でも家族としてなのか女としてなのかは、いかんせん分からない。


「新しい恋…めんどくせぇよ」


俺は、ちはるが居なくなった時から一生、誰かを好きになんてならないって決めたのに…


「ホント…どうしよ」


考えても答えは出てこずガキに振り回されてるようで悔しい。


目を閉じ考えるつもりが意識を手放してしまっていた…


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