KISSKISS-セカンド-
この家には俺とガキしかいないんだ…
意外と気が利く奴だと見直した時、リビングから物音が聞こえる。
「学校…休むって言ってたもんな…」
まぁ…無理矢理行けと言ったトコで聞くような奴じゃないのは知ってるし…
病気の時は弱気になるはずなのに不思議と足音や物音が聞こえた事に落ち着いた。
「……る?」
「…ぁ?」
ガキの声が聞こえたような気がして目を開けると、また眠っていたらしく自分でも驚いた。