KISSKISS-セカンド-

朝飯をテーブルに並び終えると同時に階段を降りて来た。

…―手伝う気なんかこれっぽちもねぇな、このアマ


「コーヒー…はセルフサービスだったっけ…」

お?学習してるじゃん!
エライエライ!


「あ!俺の分も入れといて!」

サラダをボウルに入れながらガキに頼むと


「…セルフサービス」


あ?さっき褒めたのやっぱナシの方向で…


自分のコーヒーを手に椅子に座るとガキがチラチラ俺の方を見てる。


「ねぇ…今日…」


歯切れの悪い言い方をして途中で止めた。


「……?」


特に気にする事もせずに朝飯を食べて、時間になったガキをとっとと追い出…送り出した。


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