流れ星
第一章

落とし物

あたし、星野玲歩。中学3年生。
たった今落とし物をしました。
『あれ〜?ないないないっな〜〜いっ!』

『玲歩どうしたん?』

『鍵がないっ!沙羅助けてーっ!』

『ちょっとだけならぁ。あたし今日用事あるんよ〜』                        『ごめんねっ。』

駅で落としたのかなぁ?

30分ぐらい探したけどなかった。


『沙羅もういいよ!1人で探すから帰りぃ!手伝わせてごめんにぃ?』

『うん。じゃあ帰るねっ!見つかるといいね』

もう今日は友達んち泊まろっかなぁ。
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