先生とあたしの恋
【7】先生に会いたい

沙織side

夏休みが終わり
久しぶりの教室

今日からまた


いつもの騒がしい日々が始まるんだね…


「おはよう、沙織」
「メグちゃん、おはよう、少し焼けた?」

「まぁねぇ~夏休みもバスケ部のみんなで合宿しててさ、外、走りまくってたからね。

おかげで焼けちゃったよ」


「メグちゃん、頑張ってるねぇ~」


「まぁねぇ~、あと、それと、ね、」


「うん?なに?」

「報告があるんだ。」

「うん?」


「実は……」


そう言って、恥ずかしそうな顔で

あたしの耳元で

「実はね…先輩と……付き合えるようになったの。」


「えっ!本当に!?」


「うん♪合宿の時に、思い切って先輩に告白したら、いいよ♪って、言われたんだ♪」


って、スッゴく嬉しそうな顔で話してくれるメグちゃん。


「よかったねぇ~~メグちゃん♪」

「ありがとう♪」



いいなぁ~


凄く幸せそうな顔が眩しいよ。


メグちゃん、ずっと先輩の事、大好きだったもんね。



本当に


良かった♪



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