先生とあたしの恋

「ウソ!?ヤダ!ごめんなさい!間違えました!」


「いいのよぉ~こちらこそ、ごめんなさいね、驚かせちゃったね。」


そう言って、凄く、優しい笑顔で笑ってくれる……その笑顔


言われてみれば、先生に、似てるかも…

「あの、ここって……」


「姉貴の家だよ。」

「お姉さんの!?すみません、ご迷惑おかけしてしまって……あたし…」


「いいのよ♪あたし、こういう事、慣れているから。」

「…?」


「安心していいよ、藤井、今夜、このまま姉貴の家で休ませてもらえる事になったから、藤井のお母さんにも、さっき、連絡しておいたから

熱も、まだあるみたいだから、きょうは、もう、ゆっくり休みなさい。」



「あ、はい……ありがとうございます……」




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