先生とあたしの恋
「先生、どこに出かけたんですか?」
「えっ?なんだか、ちょっと用事ができたみたいだから…すぐに、帰ってくるわよ、今は、とにかく、ゆっくり休みなさい……こういう時は、何も考えないで眠る事が一番よ」
「はい。」
優しく声をかけながら、布団をフワッて掛けなおしてくれた……
なんだか、優しい香りがした……
ガチャン
「おかあさん…」
「あら、琉美、おねえちゃん、寝てるから邪魔したらダメよ」
「お子さんですか?」
「そう、琉美っていうの。」
「かわいい……」
「かわいいって、良かったねぇ~琉美。」
「うん。おねえちゃん、ありがとう」
「本当にかわいい。」